2020-01-23 第201回国会 衆議院 本会議 第3号
建設予定地である大熊町、双葉町とは徹底した意見交換を重ね、その必要性を誠意を尽くして訴えられ、建設受入れを判断していただくに至りました。しかしながら、実際に除去土壌等を搬入することについては大変厳しい意見があり、こうした中、先生は、町のみならず、幅広い関係者との膝詰めの調整を進められ、搬入開始を現実のものとされたのであります。
建設予定地である大熊町、双葉町とは徹底した意見交換を重ね、その必要性を誠意を尽くして訴えられ、建設受入れを判断していただくに至りました。しかしながら、実際に除去土壌等を搬入することについては大変厳しい意見があり、こうした中、先生は、町のみならず、幅広い関係者との膝詰めの調整を進められ、搬入開始を現実のものとされたのであります。
その結果として、本年九月に、佐藤知事でございますけれども、苦渋の決断をいただいたというお話も何回かお伺いしておりますけれども、建設受入れの判断をいただいたわけでございます。このような結果を踏まえまして、基本的な考え方の内容を実現できるように最大限努力をしていきたい、このように思っております。
○政府参考人(三好信俊君) 中間貯蔵施設に関しましては、先生御指摘のとおり、九月の一日に当時の佐藤福島県知事から建設受入れを容認する旨、また、大熊、双葉の両町長からは、知事の考えを重く受け止めて、地権者への説明を了承する旨の御判断をいただきました。さらに、地権者に対して分かりやすい丁寧な説明を行うことでございますとか、搬入開始までに確認が必要な事項についての提示をいただいたところでございます。
今年九月一日、これは環境省にお伺いしますが、福島県知事が建設受入れを容認をして、大熊町長、双葉町長が県知事の考えを重く受け止めるということで、国に対して、避難地域の将来像の具体化、財政措置の協議とともに、搬入受入れの判断に当たっての確認事項を政府に申し入れていますが、その内容を簡潔に説明してください。
次に、除染を進めるために必要不可欠な中間貯蔵施設の整備につきましては、大臣就任直前の九月一日に福島県側から建設受入れの容認がなされました。また、これを受けて、福島県側が強く求めていた県外最終処分の法制化を図る日本環境安全事業株式会社法、いわゆるJESCO法の改正法案が今月三日に国会提出をされました。
また、除染を進めるために必要不可欠な中間貯蔵施設の整備については、九月一日に、福島県知事から中間貯蔵施設の建設受入れの容認、並びに、大熊町長及び双葉町長から福島県知事の考えを重く受け止めて地権者への説明の了承のお答えをいただきました。 今後も、地権者の皆様に対し丁寧な説明を行い、地元の御理解を得つつ、取組を進めてまいります。